人材育成について

人材育成について

当部門では、放射線治療に携わる診療放射線技師としての専門的な能力だけではなく、チーム医療に必要な知識を習得し、貢献できる人材育成を目指しています。

・新人研修について

当部門では、新人職員に対し約1年半の新人研修を行なっています。新人研修では、診療放射線技師の専門的な業務である照射業務、治療計画CT業務、品質管理業務だけではなく、チーム医療に必要な能力を習得するため、放射線治療チームである他職種研修(医師、看護師、医学物理士)や診療支援部の他部門研修(検体検査、生体検査、感染症検査、遺伝子細胞療法、病理検査、画像診断、リハビリテーション、臨床工学、歯科技工、歯科衛生)を行なっています。各研修では、達成度評価シートを利用し、指導技師と面談を行いながら進捗状況の確認、今後の課題や目標を定め、段階的にステップアップを図っています。約1年半の研修終了後は、放射線治療業務のローテーションに入り、2年目以降は実習生や大学院生などの指導を行うことにより、更なるステップアップを図ります。

 

 

・大学院生のOJT(on the job training)研修について

当部門では、広島大学大学院だけではなく、様々な大学院の学生を受け入れ、OJT研修を行なっています。OJT研修では、臨床現場の問題点を指導技師と共に探索・解決することで研究の視野を広げるとともに、研究の成果を臨床に生かす事が目標です。個人に合わせたスケジュールを作成し、診療放射線技師として必要な課題解決型の人材育成を目指しています。